アパートでかけるCDは大体決まっていて、スカルラッティかバッハ。チャーリーパーカーが多い。それと、トム・ジョビン。トムは精神世界が僕と同じなんで、彼の音楽がなっているときは、きわめて精神的に安定しているときなんです。
だいたいこのへんで決まりなんだけど。 でないときゃ、色々とっちらかってデューク・エリントンだったり、レスター・ヤングだったり、突然セシル・テーラーだったり。ほとんどオジヤ状態になってしまって、わけわからなくなっちまうんだね。
あとは落語。 金馬さんか志ん生さんが好きで、とんでもないでかい音で「居酒屋」なんぞをかけている。それと三亀松師匠が好きで都々逸が夜のマンハッタンを彩ったりして「いいなあ、三亀松は粋だなぁ」なんて、窓から見えるクイーンズの明かりを眺めながら喜んだりしている。
原則的には、バロックとジャズ。ボサノバ、そして小唄・端唄・都々逸・新内あたりが僕の音楽世界です。 あんまり、ポップスにはいかない。それと実はミュージカルは・・・・きらい。
面白いと思うミュージカルに、ここ30年余り一度も出会ってないんだ、これが。だから。。。きらい。
偏見です。そう認めちまうとラクなんで。認めちまう。
近所を歩くときも、けっこう好みは偏っていて、もしかするとここでお話しするには、あまりにも個人的な好みが出てしまうことなんで宜しくないのかもしれないけれど、ちょっとくらいは良いですよね?そんなマイクの趣味剥き出しのNYC話だって??
書いちまいます。
以前にも書いたことがあるんだけど、生来放浪癖があるもンで、出筆活動は殆ど外出先で行っているんです。公園とか、喫茶店とか、街の中のなんとなく座れるとこ。どこでも、気が向くとそこが書斎になる。飲み屋のカウンターや、電車の中なんぞもよく利用します。だから書き物をしなくちゃいけないとなると。本当によく歩く。ふらふらと街へ出て行くんです。
そんなときはカバンの中にウォークマンとCDが数枚。そして愛用の富士通のワープロです。最近は、ウォークマンの代わりに@-podを持って歩くようになったけど、ノート替わりに使用するマシンは相変わらず富士通のワープロ。こいつは電池の耐用時間が40時間という驚異的なもンなんで、B5ノーパソなんぞ、どうしても使う気にはなれないのです。
1番よく行くのは、アスタープレィスの角にあるスターバックス・コーヒーなんだけど、我が家からはバスか地下鉄で、相当マンハッタンを南下しなくちゃならないので、暑い日や、猛烈寒い日は近くをウロウロして済ましてしまうことが多い。
そんなとき、いちばん多いのはグランドセントル・ステーションの中央ホールが見下ろせるカフェテリアで、ここにデン!と陣取って、コーヒー一杯で2時間くらい書き物に勤しむ。時折、くたびれたときは眼下を足早に行く人々を眺めながらボーッとする。
グランド・セントラル・ステーションは、よくストリート・ミュージシャンが出ていて、なかなか凄い演奏を聞かせてくれるんだけど、彼らのプレイが遠くの方から途切れ途切れに聞こえて来たりして、んんん、いいなぁNYCって。と思ったりする。
ただ。書く気にならないときの彷徨先となると。これは支離滅裂になる。
暖かいときは、とんでもなく遠征もするんだけど。寒い日暑い日はそうにもいかないので、近所をウロウロして済ますわけだけど、そんなときに必ず立ち寄るのは近くのスーパーである。
朝飯用のベーグルは、毎日41丁目の坂を降りたところにあるデリまで買いに行くんだけど、ベーコンや缶詰はやっぱりスーパーへ行くことにしている。