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Mike Shiraishi 
昼食はお手軽なブランチがお奨め

わがチューダーシティ。見かけは素敵だけど・・クーラーは室内設置だし、真冬に突然シャワーの温度が激変したりする。さすが築80年!! ニューヨークって、世界一外食が面白い街だと思う。 第一どう考えたって日本よりも断然安いんですよ。これが。 間違いなく日本の同クラスのレストランに比べて1/3 位は 安い。ごく安直に世界の一流クラスの料理を楽しめるわけ だが、だからといってそう毎回食事の度にリキ入れていた んじゃ肩凝って仕方ないと思う。やはりお手軽にちょいと 済ませたい時だってあるはずだ。
 ニューヨーカーだって昼間の食事は大抵そんなスタンスで 、そこいらへんのファースト・フードやカフェで手軽に済ましているもンなのだ。
 僕も基本的には、この姿勢をお薦めしたい。つまり夕食は 少しお洒落して豪華に!そのぶん朝食と昼食は目一杯安 直に。ホテルのレストランで、わけ分かんない朝食にとんでもない料金をフンだくられたりするのは、どう考えたって馬鹿 々々しいよ。ニューヨーカーを真似てどんどんと街へ出て行こ
う!

では、まあ。まずはブランチの話から。
 ブランチというのは、ブレックファーストとランチをくっ付けた造語で、朝食よりも遅く、昼食よりも早く食べる食事のことだ。ニューヨーカーはブランチがお好きだ。街にもブランチを食べさせる店が多い。
Island Burgers and Shakes  僕自身のブランチは、コーヒーショップでベーグルとコーヒーというパターンが多い。やっぱり午前中からドカーン!と油たっぷりのピザなんか食べられないもんなあ。
 ベーグルというのはドーナツ形をした真ん中に穴の開いたヤツで、ニューヨークでは一番スタンダードなパンである。日本製の食パンみたいにフカフカしてなくて、コシが有って少し硬めで、慣れるとこれが中々美味しいのだ。もともとは東欧の食べ物だそうで、ニューヨークはユダヤ人が多いから、きっとそのせいで自然に定着した食べ物になっちゃったんだろうね。「ベーグルが嫌いじゃニューヨークで暮らしていけない」ってくらいスタンダードな食べ物だ。

 ベーグルにもわりとバリエーションが有って、ゴマやオニオンがふりかけてあるもの、シナモンが混ざっているものなんてぇのがあるが、試食はまずスタンダードにプレーンからお薦めしたい。それをそのままコーヒーと一緒にムシャムシャと食べても美味しいけれど、やっぱりここはニューヨーカー風に半分にスライスして、焼いてもらってクリーム・チーズをベッタリと塗ってもらって食べよう。こいつは間違いなく異国の味がする。
 ブランチはベーグルとコーヒーで、3ドル前後ぐらい。これがご予算です。

オウ・ボウ・パイン 
AuBouPain
222 Bradway,212-962-8453
350 5th Ave.,212-502-5478
and others
 最近、急躍進しているチェーン店だ。ミッド・タウンでよく見かけるから、気がついたらどこでも適当に飛び込んでみると良い。当たり外れのない店である。サンドイッチのバリエーションが豊富で面白いんだけど、ここはやっぱりベーグルとコーヒー!と行こう。
もしこれで足りないなと思われたら、スープを添えても良いと思う。
 オウ・ボウ・パインはどこもビジネス・マンの溜まり場で、何時行っても必ず何組かがタムロしている。お金にシビアな彼らが集まるということは、即ち優良で安価であるという証拠なのだ。
 たいていどこの店も、店内にテーブルが有ってイート・インも出来るようになっているけど、ゴーして公園のベンチに座りながらの朝食も、お洒落でこの街らしくて良いんじゃないだろうか。でも「♪もーしもし。ベンチで囁くおーふたりさん」と話しかけてくるお巡りさんはいないけど「お恵みを〜」とやってくるホームレスは時々居るから、そのつもりで。                                 

スターバックス・コーヒー
Starbucks Coffee
585 2nd Ave.,212-684-1299
2379 Broadway,212-875-8470
and Others
 ニューヨークに来たらコーヒーはカプチーノ。お薦めは何といってもリトル・イタリーの真ん中辺りにあるCafe Napori だけど、朝一番は安直にコーヒー・チェーンのカプチーノを喫してもニューヨークの香りは充分楽しめると思う。スターバック・コーヒーは街でよく見かけるコーヒー・チェーン店だ。他にもNew World Coffe とかが有る。どこも簡単なパン・マフィン類も置いているので、朝食にはピッタリだ。やっぱりベーグルが良いけれどケーキ・菓子類も充実しているから、朝から甘いもンに挑戦する勇気の有る方はこちらもどうぞ。
 地下鉄アスター・プレィス駅出口の角にあるスターバック・コーヒーは、僕の仕事場兼ダイニングで、だいたい毎日、午前中はここのテラスでピコピコとワープロを打つ。ベーグルをひとつ頼んでラージサイズのコーヒーをカップで貰う。これでだいたい2時間くらい、ひとつのテーブルを占領するんだけど、別にヤな顔されたことなんか一度もない。
 それがニューヨークなんだ。

マクドナルド
McDonald's
136 W.3rd St.,212-674-2566
556 7th Ave.,212-730-9237
and others
旅行者の味方、マクドナルドはもちろんニューヨークにだってある。味は日本のそれとほぼ共通。ただしボテトは日本製のほうが美味しい。
 Burgar King のTV・CMに、男の子が二人道端で「やっぱりバーガー・キングが一番美味い!」とか言いながらハンバーガーを食べているのがある。その子たちが立ち上がるときに被るキャップにお馴染みMのマーク!マクドナルドの従業員だったというオチだ。こんな比較広告が出されるくらいマクドナルドはソコ彼処にある。Wendey'sやBurgar King も多いんだけど、やっぱりMabdonard's が一番多いかもしれない。

レイズ・ピザ
Ray's Pizza
831 7th Ave.,212-974-9381
27 Prince St.,212-966-1960
and others
もう少しハードに朝食を決めたい方は、やはりピザ。こいつもこの街で一番スタンダードな食べ物だから、街のソコ彼処に在る。どこもそれなりだから適当に混んでそうな所へ入れば安心だ。チェーン展開している店舗で、わりと平気して美味しいのはレイズ・ピザ。評判が良いと、あっと言う間にチェーン店がドドドドッと増えるのがニューヨークという街の商売の仕方である。ここもヴィレッジでチョロチョロ見かけるだけだったのに、最近はそこいら中に店を出している。この街でピザを看板に勝負するのは、かなり至難だ。それなのにチェーン店が増えているというのは、それだけ美味しくて安いということ。ここの店でコーラを頼んで、デカいピザ頼んでも5ドル使うのは容易じゃない。

ランチ・ワン
Ranch One
1695 Broadway,212-262-7171
14 E.42nd St.,212-867-1111
and others
あんまり日本人観光客が入っているのは見かけたことないが、アメリカのオノボリさんは良く利用する店である。チキンを中心にメキシカン料理風のものを色々と出す店である。間違いなしのジャンク・フードだけど、これがそれなりにアメリカを感じさせて、なかなかアジなもンなのだ。セット・メニューは、たいていどれにもゴッテリとポテトが付いている。こいつには絶対に食傷するから、紙袋を貰ってホテルへお土産として持って帰ろう。夜、冷えて湿とっぽくなったポテトを頬ばりながらニューヨークを実感しよう。
 他にも、イート・インのコーナーが有るデリ。お洒落な店と店の間に挟まれた、時代に取り残されたようなカフェ。タコスの店。街角に朝だけ立つコーヒー・スタンドの屋台。ホット・ドックやシシカバブのストリート・ベンダー。さまざまな形態の食べ物屋が、この街には有る。どれも安直で廉価だが、常に高い品質を維持している。ニューヨーカーの重要な栄養源なのだ。

てりやきボーイ
Teriyaki Boy
235 E.9th St.,212-477-8140
18 Lexington Ave.,212-260-4420
and others
 和食ベースのテイク・アウトも中々美味しいところが有る。なかでも、ここのチェーン店はお薦め。ただし朝からはやってない。昼食にお米が食べたい場合は寄ってみると良い。ランチはソフト・ドリンクかミソ・スープ付きで7ドルも有れば充分だ。ここでコーラを飲みながらテリヤキ弁当を食べると、不思議なカルチャー・ショックを受けるにちがいない。
 寿司のテイク・アウトは、他にもすし亭とか大吉寿司などが、多くチェーン店を出している。しかし殆どが朝からは開店していない。朝食はどうしても和食を!という向きには、今のところワールド・トレード・センター地下にあるすし亭(212-912-9328)が8時からオープンしているので、こちらへどうぞ。もちろんいつまで朝オープンの営業を続けてくれるかは不明なので、そのつもりで。

キャノーバ
Canova
134 W.51nd St.(bet.6th & 7th Aves.)212-969-9200
Open 24hrs.
 ミッド・マンハッタンで今一番強力な旅行者の味方は此処だ。24時間営業、安くて美味しくて、和食も有って、ティク・アウトも出来る。夜中に行ってもアブなくない場所にあって、365日いつでも開いてるとなりゃ行くしかないでしょ?寿司は単品あたり1〜二ドル。立ち食い寿司の値段だ。どうしても夜中にお米の顔が見たくなったら、此処に飛び込んでパックになっているのを買えば大丈夫。
 朝食は卵とベーコンにトーストという典型的なアメリカン・スタイルで、3ドルも見れば充分堪能できる。
 昼食ならば、お薦めは何といってもバリエーション豊富なサンドイッチ類だが、ここは敢えてハンバーガーを紹介したい。特にチーズ・ベーコン・バーガーのデラックスは芳醇無比、まさにアメリカンだ。これにホーム・メイドのスープを貰って、ソーダ類は飲まないでブランチにする。これが一番だね。

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