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Mike Shiraishi 
ニューヨーク歩きは、まず地図表記の習得から

ニューヨークは5区に別れている。マンハッタン区、ブルックリンク区、 クイーンス区、ブロンクス区、スタッテン島区の5区である。ど こでも基本的には同じような住所表示法を取っているので、マ ンハッタン区のそれをある程度マスターすれば応用が効く。だ からここではマンハッタン島内の住所表示について説明したい。ブルックリンハイツから見た夕景
 マンハッタンでは原則的に縦に走る路をアベニュー、横に走 る路をストリートと呼んでいる。14丁目以北は殆ど煉瓦ブロッ クを重ねたような碁盤の目状をしているので、このアベニューと ストリートが判れば大体の処には辿り着けるようになっている。
 雑誌・新聞に載っている広告や情報は、住所表示と共にbet ween という形で交差している通りの名前を明示してあるもの が多い。例えば5 E.57th St.(bet.5th Ave. & MadisonAve.) という風に。これは東57丁目の5thアベニューとマディソン・ア ベニューの間に有りますと言う意味だ。このHPの中でも住所 表示には、原則的にすべて交差する通りの名前を(bet.)という 形で添えた。
 アベニューは東端から1st、2nd、3rdと始まって西端の10 thまで、原則的には数字が振られているが、パーク・アベニュ ーやレキシント・アベニュー、マディソン・アベニューなど固有の 名前で呼ばれているものも有るので、これがある程度判るよう になるためには地図を繰り返し見て慣れるしかない。
 ストリートも原則的にはワシントン公園以北は数字が振られ ている。1stから始まって最北端の220thまである。これを原 則的に5thアベニューを挟んで、右側が東何丁目、左側が西 何丁目と区別している。
 番地はアベニューにもストリートにも振られている。アベニュ ーの番地は、南から北へ行くほど大きな番号になっていく。ス トリートは14丁目以北の場合、原則的に5thアベニューに接し ている所が一番若く、東西に行くほど数字が大きくなっていく。 基本的に奇数がストリートでは通りを挟んで北側。アベニュー では東側。偶数がストリートでは南側。アベニューでは西側に 振られている。ちなみに上記例の住所5 E.57th St.(bet.5th Ave. & Madison Ave.) は、シャネル・ブティックのものであ る。これは57丁目・5thアベニューの東側。5だから、5thア ベニュすぐそば、北側にある。行ってみると本当にすぐそ ばに有る。もうひとつ例を挙げると340 W.14th St.と書いてあ れば14丁目の西側。340だから、かなり西よりだなと判る。 それに偶数だから通りの南側にあるはずだ。 これは肉市場の入口にあるビルだ。ここの24時間やってるパ ン屋兼ケーキ屋が、実に美味しいのだ。これは余談。夏は暑いです
 つまり、このデンで行くと同じ建物でも角にあるヤツは、アベ ニューの住所とストリートの住所の二つを保持している理屈に なってしまう。しかし現実には煩雑を避けるために必ずどちらか の住所表示へ統一されているようだ。
 もちろん固有の名前が付けられているストリートも沢山有り、 5thアベニューと関係のない処を走っている路も沢山有るので、 これに近い順から番地が振られるという原則は、まったく完全 だという訳ではない。しかしちょつと歩いてみればどっちに向か って番号が振られているかすぐに分かるので、そのつもりでい れば問題ない。
 特に、ワシントン公園以南のストリートにはすべて固有の名 前が付けられているから、最初は地図上で見つけ出すのに、 かなり苦労するかも知れない。
 是非とも地図を利用して、基本的な法則に慣れて欲しい。

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